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 Shalom!
モーセに罪を犯させた「岩」?ペトラ?

イザヤ16章1節:子羊を、この国の支配者に送れ。セラから荒野を経てシオンの娘の山に。
第二列王記14章7節:(ユダの王)アマツヤは塩の谷で一万人のエドム人を打ち殺し、セラを取り、その所をヨクテエルと呼んだ。今日もそうである。

聖書には「セラ(Sela, Se'lah)」という地名はほとんど出てきません。でも「カデシュ」とか「メリバの水」という名前だったら聞いた事がある人も多い事だと思います。


黄色に黄色で丸つけたのでわかりづらいかもしれませんが、ここがその「セラ」という地名です。列王記には「セラを取り、その所をヨクテエルと呼んだ。今日もそうである。」なんて書いてありますが、今日はまったく違う名前で呼ばれています。


それがペトラなんです。インディージョーンズやトランスフォーマーのロケ地にもなったので興味がない方でも見たことがあるかもしれません。ペトラとはギリシャ語で「岩」。セラはヘブル語で「岩」。

歴代誌第二25章12節:ユダ族は一万人を生けどりにして、彼らを岩の頂上に連れて行き、その岩の頂上から、彼らを投げ落とした。彼らはひとり残らず砕かれてしまった。

に出てくる「岩」には「セラ」と注解に書かれてある英語の聖書もあるそうです。

ここはイスラエル内ではなく、お隣りのヨルダン王国(the Hashemite Kingdom of Jordan)にあります。お隣りとは言っても渡れる国境が数少ないのでかなり遠回りになる上、自家用車では国境を超えられません。

イスラエルの最南の都市Eilatまでのネゲブの砂漠を自分で運転し、イスラエル側に車を置いていきます。たった数時間とはいえ、この数時間の砂漠を越える運転、老体と安物の車にはちときついです。


ネゲブの砂漠。砂漠とは言ってもサハラ砂漠とは形状がかなり違います。どちらも不毛の土地で、農業にも旅行にも不向きではありますが、ネゲブはどちらかというと砂というより岩だらけ。アブラハム、イサク、ヤコブがなぜわざわざここに住んだのだろうと思わずにはいられません。

「ラクダに注意」のサイン。イスラエルかヨルダンかはサインの言語でわかります。ヘブル語、アラブ語、英語の3ヶ国語で書かれていたらイスラエルです。

えーー、ラクダなんて本当にその辺歩いてるの?
と思っていたら。。。


本当に歩いていました。笑。

4時間後、Eilatに到着。イスラエルの最南端だけあって、まだかろうじて泳げるくらい暖かいです。

でも、、、、泳いでいる人はさすがにそんなにいませんでした。

この日はこの街に一泊して、朝早く紅海の向こう側に見えるのがヨルダンに渡ります。


国境を越えるのはいつでも緊張しますけど、中東の国境は余計に緊張します。
まして旅行客ではなくて、明らかに日系の顔と名前なのにアメリカのパスポートでイスラエルの労働ビザがあると、イスラエルからの出国もイスラエルへの入国もスムーズではありません。


なんとかイスラエルの出国手続きを無事にすませて歩いてヨルダンに入ります。

みなさんもきっと思っているのでしょうが、毎回同じお召し物ですみません

ついにマキキの友人Sから「あんた、洋服一枚しかもってへんのか?冬物ハワイから送ったろか?」と。一応ジーンズ、靴、中に着ているものは(多分)毎回違うのです!でもジャケットこれしかないから本当に毎回同じに見えますね。ごめんなさい。涙。

クリスチャンでもイスラム教徒でもなければ、イスラエルとヨルダンも区別がつかないし、たいして気にする人はいないことでしょう。ところがヨルダンとイスラエル、隣同士でありながらまったくちがいます。
文化、歴史はもちろん、宗教、言語、通貨。。。
あいさつは「シャローム」から「サリーム」に。
宗教は「ユダヤ教」から「イスラム教」に。
通貨は「シェケル」から「デナリ」に。
言語は「ヘブル語」から「アラブ語」に。
人種は「イスラエル人」から「アラブ人」に。
服装に関しては、男性の衣装が一気に変わります。頭にキッパを被る男性は一人もいなくなり、代わりにクーフィーヤと呼ばれる頭巾を被った男性がほとんどになります。

ヨルダンの入国手続きもなんとか無事に終わり観光バスに乗ってペトラに向かいます。3500年くらい前にモーセとアロンがイスラエルの民を引き連れて歩いたであろうカデシュもWadi Musa (モーセの谷)をバスに揺られて通過。「モーセがこのあたり(紅海すぎてすぐのあたり)を歩いていた時は、自分が約束の地に入れないことをまだ知らなかったはず」なんて考えていたら目的地につきました。暖かかった海岸沿いの街からずいぶん高度があがり、かなり寒いです。

チケット売り場から入り口の宝物殿まで砂利道3キロ以上あります。みなさん来る時は体力としっかりしたウォーキングシューズと水を忘れないように!

おぉーーーーーーー!!!!
インディアナジョーンズの映画に出てきたままだ!!

しっかりガードされていて、なんと中に入れなかった。涙。

ここまできたらもう歩かないのかと思いきや、、、これからまだまだ歩くのです!
来週に続きます!


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