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 Shalom!
「イエス、水のバプテスマを受ける」ヨルダン川の上流から??

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そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。
10 そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。
11 そして天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」
12 そしてすぐ、御霊はイエスを荒野に追いやられた。

(マルコ1章)

イエス様の水の洗礼に関する記事は、共観福音書すべて(マタイ3章、マルコ1章、ルカ3章)に書かれています。マタイはこの記事の直後にイエスの系図を載せていますが、ルカとマルコは洗礼を受けたイエスが悪霊の試みにあわれたときの次第を記実しています。私はせっかちなマルコの文章(はじめから終わりまで「すぐ」「すぐ」の連発)が嫌いではなく、「そしてすぐ、御霊はイエスを荒野に追いやられた」を読むと、水の洗礼で祝福を受け、父なる神様からの愛のことばを受けたイエスに洗礼の余韻も与えずに荒野での40日の断食修行に行かせたのだとしたら、「獅子は生まれたばかりの子を千尋の谷に落とす」ということわざは、イエスの洗礼とその直後が起源なのかと考えてしまいました。

ヨルダン川はガリラヤ湖から始まって死海まで流れています。

水の少なさのせいで川がほとんどみえませんね。笑。

あ、笑い事ではなくて、ヨルダン川の水が減少しているのはイスラエルにとってもヨルダン国にとっても深刻な問題です。死海の水はほぼすべてヨルダン川から来ていますからね。

さて、沢山の観光バスが泊まっている駐車場が見えて来たので入ってみると。。。



「Pilgrim Baptismal Site "Yardenit"」との看板が見えてきました。
聖地旅行の最後にここで洗礼式をするのが一般的ですよね。誰か洗礼受けているのが見えるといいな???と思って入ってみます。




なにやらすっかり観光地化されていますね。このゲートをくぐって、お土産屋さんを通過しないと川まで行けないようになっています。


色々な人種の人が沢山いて、言語もバラバラ。なんとか誰かの洗礼が見れます様に。。。。

と思っていたのに。。。


がーん、この日最後の洗礼式がちょうど終わって引き上げるところみたいでした。
晴れやかで祝福いっぱいの顔した人々とすれ違うばかりで水面はすでにおだやかな状態にもどっていました。



洗礼式を見れなかったのは残念ではありましたが、この辺りでイエス様ご自身も、親類でありイエスの数少ない理解者であったヨハネから洗礼をお受けになったのかなとしばし感傷に耽る私。天が開け「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」という父なる神様の声を聞いたとき、ヨハネですらびっくりしただろうに、他の群衆はどう思ったのかしら。

さて、ここにはイエスのバプテスマの記事が100言語近くで壁にかかれています。日本語がなかなか見つからなかったのですが、最後の方にようやくみつけました!



ハウサ語のとなりでした。この壁までくるとハイチのクレオール語とか、ナイジェリアのエフィク族しか話さない言語とか、かなりマイナーな言語しか無かった。日本語がなかなかリクエストされなかったのかしらね。

それよりもショックだったのはここにもあった「世界人類が平和でありますように」。

これ、色んなところに立っているのですが、なぜ明らかにクリスチャンの聖地巡礼者しかこないところにあるのかしら。立てるのを許可した人ってこの起源が日本の宗教団体「○○○○会」だってわかっているのかなぁ。。。

アラモアナビーチでの洗礼ももちろん素晴らしいですが、イエス様と同じ場所で洗礼を受けられるというのも他とは格別に違う洗礼式ですね。

ではまた来週!

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おまけコーナー「アンネの日記」の著者、アンネフランクの家から。

文学少女じゃない私でも小学校の頃読みました「アンネの日記」。
第二次世界大戦中のドイツの歴史の事も、ナチスの事も、ユダヤ人狩りのことも、よくわかっていなかった時に涙を流しながら読んだこの一冊。最終的に捕まって(結局今日の今日まで誰が裏切ったのかわからないらしいですね)ドイツ強制収容所に連れて行かれる日まで彼女が住んでいた家を訪れることができました。ユダヤ人であった一家はアンネが生まれ育ったドイツから逃れアムステルダムに隠れ住みます。その家は今では一般公開されていますが、行きたい人は必ず予約を取ってから行く事をお勧めします。そうでないと着いてびっくり。


300メートルくらいの列が出来ていました。しかもアムステルダム、この日はまだまだ寒かった。


中はほとんど写真撮影禁止なのでお見せ出来る写真はあまりありません。


ジャーナリストになりたかったようですね。書く事が大好きだった女の子。ドイツ生まれでイスラエルに行った事もない彼女(ユダヤ教でもなかったし、ヘブル語も多分できなかったはず)、ジャーナリストになって戦争も差別もない世界を作る助けをしたいと願った彼女が遺した日記が戦後奇跡的にほぼ無傷の状態で見つかったので唯一生き残った彼女のお父さんが出版にこぎつけます。



メインストリートからだと左側の家しか見えません。その裏の別館の三階から屋根裏部屋に8人がこっそりと住んでいたのです。カーテンも開けられない、窓の外も見えない状態が二年続くのですが、あと9ヶ月見つからなかったら助かったのに。


本館から別館に行く秘密の入り口です。本棚を動かすとドアがあって、そこを通って隠れ家に行きました。いつ見つかるかわからない恐怖と極度のストレスと毎日闘っていたことを考えると「可哀想に」なんていう言葉では表現できない思いで胸が苦しくなってきました。


お土産屋さんにはなぜかヘブル語訳と日本語訳の彼女の日記が隣同士でおかれていました。

先日の「ホロコスト記念日」には学校に来たゲストスピーカーがホロコスト生存者でして、やはりこの人も幼い時にドイツからオランダに逃げて奇跡的に助かったけど、「心に受けた傷は一生消えない。ドイツ人は許せない。ドイツには二度と行かない。」と言ったのが衝撃でした。何年経ったって忘れられる訳ではない。ゆるせるわけではない。彼の訴えを聞いていると、普段はあまり考えないけど、やはり戦争は何があっても避けなければならないのだろうと思わずにはいられませんでした。


ではまた来週。
えみ

 

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